家づくりの成功と失敗 ■05.窓の数と位置

前回の記事では、窓をなくす部屋のことを書きました。

窓の数は、どれぐらいがちょうどいいのでしょうか。

■窓の数、躯体の強度、明るさ

当初のプランより、2箇所、窓は減らしました。
1箇所は、未来のホームシアター・ルーム。
もう1箇所は、寝室の北側の壁。
その分コストダウンにはなりました。

部屋の4方向のうち、外に面するのは、通常2面〜3面です。
欲張って、それらすべての面に窓をつけたいと、思うものです。

しかしですよ、窓をつけるということは、躯体の強度のバランスも考えなければならないわけで、闇雲に窓を増やしていい、ってものでもありません。
当然ですが、窓のある壁面は、窓のない壁面より強度が落ちるわけです。

私も、リビングの窓をサイズの大きいものに変更したらどうか、と設計さんに相談しましたが、

   「強度バランスが偏るので、その場所はダメです!」

と一蹴されました。
はっきり言ってくれるので、かえって気持ちがいいものです。
カタチよりも、家の強度バランスのことをまず第一に考えてくれるので、安心でもあります。

また、窓の面積を大きくすると、部屋のなかの明るさも倍増します。
これも確かに捨てがたい。

でも、断熱性能を考えると、窓の面積は小さいほうがいいのは明白です。
スウェーデンなどの住宅は、日本の家に比べると、窓は小さめ、もしくは数が少ないわけです。
冬の寒さをできる限り外界からさえぎるためでしょうね。

スウェーデンハウスの3重窓も、たしかにすごい断熱性能(結露もない、ってのもすごいが)を誇っているけれど、窓なしの壁の方が断熱性では勝るのは、当たり前の話です。
日本は、できるだけ、太陽の光を部屋の中にとりいれたい、というそういう文化というか、生活習慣があるんですね、きっと。


■風通し、そしてインテリア

エアコンはあまり好きではありません。
できることなら、自然の風を通したい、と思うもの。

もし、四角い部屋に、空気の流れを発生させたいと思うなら、対角線、つまり部屋の端から反対側の端にそって空気の通り道ができるように、壁に穴を開けなければなりません。
そういう考えで窓の位置を検討すると、必要最低限の窓の数と位置が決まるはずです。

あとは、設計さんの意見を伺いつつ、予算とにらめっこして、窓を増やすかどうかの判断をすればいいでしょう。

あと、意外な盲点が、インテリアとのバランス。

寝室の北側窓をなくしたのは、洋服タンスとの干渉を排除するためでした。
窓がない壁というのも、時には必要なのです。


■最後におまけ

お風呂に窓は必要か?
私は必要ないといいました。

湿気だらけのお風呂に、木製枠の窓です。
毎回お風呂を最後に出る人は、窓とその木枠についた水滴を、きっちり拭くことが必要です。
というか、これはスウェーデンハウスに住む人の宿命です。
窓を長持ちさせるためには、必要なことなのです。
だから、私はむしろ最初から、お風呂に窓をつけない、という選択もあり、と主張しました。

妻は大反対です。

じゃんけんで私がまけたので、当初のプラン通り窓はつくことになりました(笑)。


「我が家の窓の数減らし」のオススメ度
   ★★★★☆

 満足度は、4。
 我が家のケースではちょうどいい感じです。
 コストダウンにもなったし。
 部屋の明るさに直結するので一概には言えませんが、、、よく相談して決めてください。

 斜天井に天窓の組み合わせにも、魅力を感じる。。。


■00.目次
■01.階段下収納の扉■02.階段手すり子
■03.LAN配線
■04.ホームシアターのもくろみ
■05.窓の数と位置
■06.ホスクリーン
■07.ベランダのオーバーハング
■08.キッチンの設計
■09.IHクッキングヒーター
■10.パネルヒーター
■11.薪ストーブ
■12.換気システム
■13.ウッドデッキ
■14.洗面台
■15.吹き抜け
■16.家の位置(東南角地は本当にいい?)

次回へ続く。

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