結露対策その1

寒い冬がやってきます。
近所の奥さんが、「結露」に悩まされているようです。
どうやら、カビの被害も受けているようです。


本日のテーマ 「結露対策その1」

■結露の仕組み

空気中の水分には、温度によって水蒸気を含むことの
できる量というものが決まっています。
暖かい空気であれば、含むことのできる水蒸気の量は
多くなります。
冷たい空気であれば、それほど多くの水蒸気は
維持できません。


これは、「飽和水蒸気量」といいまして、
ある温度の空気が保てる水蒸気の限界の量、
と説明できます。


室温が下がり、しかもその空気中の水分量が変わらなければ、
その水分は「水蒸気という気体」から、「水という液体」に
変わります。


これが、結露の正体です。


■表面結露

冷蔵庫から出した缶ジュースの表面に水滴がつく、
朝、窓ガラスに水滴がつく、
締め切った部屋でなべを食べていると、窓ガラスが曇る、

これは、ある物質の表面に、水滴がつく状態ですね。
これが、「表面結露」。
拭けばいいんです。

でも、放っておくと、「内部結露」にまで発展してしまいます。

■内部結露

やっかいなのは、「内部結露」


壁内結露、が代表的です。つまり、「やばい状態」。
押入れの床や壁のクロスが、内部からじわっとカビが出ている。
床下(畳の裏)がじっとりべとべとなっている。


発見されにくいし、よしんば見つけたとしても
もはや手遅れかもしれません。


結露は、水分を建物の躯体に滞留させ、
それがカビやダニの成長を促進します。


以前にも書きましたが、家をだめにするのは、
カビやダニ、虫などの、小さな敵です。


ゆっくり、人知れず、しかも確実に
家そのものを破壊していきます。
これら小さな、しかも強力な敵を防ぐためには、
結露させない工夫が必要なのです。


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■裏技

つまり、水蒸気をなるべく発生させない。
そして湿り気のある空気は、家の外に排出する。


これで、カビの発生は、かなり抑えられます。


マンション住まいの人は、トイレやお風呂の換気扇を
まわしっぱなしにする。同時に、窓のスリットを開け、
新鮮な空気を取り入れる。
(これで、ある程度の空気の流れを強制的に作れます)


家の中では、灯油を燃やす暖房はなるべく控える。
(灯油の燃焼は、水蒸気を大量発生させます)


一戸建ての人は、特に1階と北側の部屋の湿気に常に注意です。
お風呂の換気扇は、回しっぱなしにし、空気が常に流れるように
しましょう。


戸建て、マンション、共通にいえるのは、湿ったものを湿った
ままにしないことです。お風呂から最後に出る人は、カビの
生えそうなところ(窓枠、浴室内の壁、目地部分など)を、
タオルでさっと拭いておく習慣をつけておくと、Goodです。

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